-塾・教育関係者対象説明会

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目次

1.校長先生挨拶

校長の井上誠二先生(2025年4月就任)が挨拶し、駒沢大学高等学校の教育理念や現状について説明。近年は他大学進学者も増加し、部活動も好成績。仏教系学校として心の教育を重視し、「心に火をつける」ことを目指している。知恵と時代を実践する「信誠敬愛」「行学一如」が教育理念。

2.2024年度卒業生進路報告

・内部推薦

2024年3月卒業生503名のうち、67%(337名)が内部推薦で駒澤大学へ進学。2020年度は74%だったが、コロナや入試改革の影響が落ち着き、内部進学率は65%前後に戻りつつある。他大学志向も上昇傾向で、総合型選抜受験者が増加。受験コース生は68名。筑波大学、慶應義塾大学、上智大学など上位大学合格者も出ている。併願枠46枠中35枠使用、15名が他大学進学。2024年度は約69%が第1志望学科、約80%が第2志望までに内定。法学部は45名枠に対し17名進学で定員割れ。推薦権を得られなかった生徒はゼロ。

他大学合格状況・選抜方式

総合型選抜は2023年度72件合格(過去最高)、2024年度49件だが難関大合格者が増加。国公立・GMARCH以上の上位校合格者は2024年度167件。2年連続で150件超を達成。今後も総合型選抜合格者増加を目指し、早期ガイダンスや面接指導講座を実施。

3.進路指導方針・キャリア教育

附属校だから駒沢大学という進路指導はせず、他大学や専門学校、海外留学も視野に入れた進路意識を持たせている。経済同友会と連携し、卒業後のキャリアを考える講演会を実施。2024年は日本マクドナルド社長、ファイザー製薬執行理事が講演。保護者向け説明会や外部講師ガイダンスも実施し、保護者の他大学志望意識も高まっている。

4.学習支援体制

週2回放課後に英語・数学の基礎講座(希望者制・指名制)と発展講座(他大学受験向け)を実施。費用は無料。進路学習室(自習室)を開設し、赤本約5年分を常備。夏休み中も利用率が高い。映像授業配信サービス「スタディサプリ」も利用可能。部活動や通学時間の関係で補修参加が難しい生徒へのサポートとして、特定の取り組みが活用されている。

5.入試問題分析

・国語:2025年度国語入試の平均点は48.9で、2024年度の65.2よりも低かった。難易度を上げたことが影響している。現代文・古文・知識問題の構成はここ数年変わらず、今後も継続予定。記述問題やカタカナ語、文学史なども出題されている。

・英語:2023年度の平均点は51.2、2024年度は49点に下がった。2023から2024にかけて発音アクセント問題(5点分)を廃止し、リスニングと記述に配分。会話問題の形式も変更。2024年度は会話問題の選択肢が長く、最後の長文問題まで到達できない受験生が多かった。2025年度は会話文の答えを短くし、内容もくっつきやすくしたことで平均点が上昇。2026年度も同様のパターンを予定。

・数学:今年度も例年同様、大問五題の構成。各問題の内容や正答率、受験生の傾向について詳細な分析が行われた。特に問題二や五で期待よりも正答率が低かった。来年度も同様の構成を維持し、読解力を問う問題も増やす予定。

6.2025年度入試結果報告

2025年度の入試総数は1092名で、昨年度の1082名から10名増加。一般入試応募者数は144名(昨年度162名、18名減)、合格者数は42名、合格率は29.17%。合格最低点は187点(昨年197点から減少)。第一志望優先制度利用者は224名(昨年より40名増)。推薦入試定員は250名で、2022年から2025年にかけて33名増加。併願優遇入試による入学者は131名(昨年度97名、34名増)、歩留まりは34.29%(昨年23.3%)。

7.その他

・中学校の内申点が高低に二極化し中間層が空洞化、都立入試の男女別定員制の完全撤廃、高校授業料の無償化、中学入試の加熱などが外部環境として影響。2024年は男子入学者が304名、女子271名で、男子が十年ぶりに全校生徒で多数派となった。2025年は授業料無償化の影響で男女とも入学者が増加。英検準二級以上の取得が重要視されている。併願受験で実質第一志望とする「隠れ推薦」も増加傾向。

2024年・2025年の都立高校の併願受験動向

2025年の駒場高校は32名、小山台高校は19名増加し、いずれも優秀な学校として高い人気を維持している。市立では明治が確認され、三田や駒場、小山台などが高い数字を示している。併願校としても高い位置づけで運営を目指している。

・2024年の神奈川県立高校では川崎が一番、市ヶ尾が川崎以外で一番。新城が多く、新城は倍率が1.8倍で県内3番目に高い。県立市ヶ尾は31名受験、歩留まり61%(19名戻り)と高い。

総評

  • 全体時間 ◎ 

説明会全体で約60分。校長挨拶、学校概要、イベントの案内、入試に関する話で15分ずつ。短くまとめられており聞きやすかった。

  • 教員対応 ◎ 

校門から、丁寧に対応していただきました。

  • 情報開示 ◎

生徒数・クラス数から入試データも卒業生データもそろっていて、わかりやすかった。

  • 入試についての説明 ◎ 

合格ラインについての説明あり。問題の傾向の話題もあり過去問も配布してくれた。

  • 全体印象 ○ 

生徒の姿を見ても明るい生徒が多く、楽しそうに学校生活を送れている印象。先生方も手取り足取りの面倒見ではなく、あくまでも生徒の自主性を尊重しつつ、的確にアドバイスをしている雰囲気があった。

  • 保護者目線で 〇

伝統的な付属校ということもあって安定している。学業以外の活動にも取り組みつつ駒澤大学の推薦が得られるのは大きな安心材料。

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この記事を書いた人

□塾関係者/業界歴23年/卒業生数4,000名以上
□御三家中はじめ全国の最難関中学受験指導
□首都圏を中心とした高校受験指導
□学校法人広報活動支援

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