1.教育理念と人間の尊厳
教育理念は人間の尊厳を重視し、個々の使命や自己理解を大切にする。南山学園の創立は名古屋で行われた。宗教教育ではなく、自分が何を信じているかを考えることが重要とされる。対話を通じて自分の信念を深めることが求められる。
2.学校生活と教育活動の実践
2025年4月に中学1年生80名が入学。日々のチャレンジや学び合いを通じて新しい仕組みを選択し、幸福の実現を目指す。各自が目標を記入し6年間積み重ねる。価値観教育や社会貢献を重視し、卒業後も自分の希望を持ち続けられるようサポートする。
3.コミュニケーション教育とプログラム
コミュニケーション力を重視し、中学1年生は年間3回の専門講座を受講。高校一年生でも受講がある。2025年4月30日に心の安全安心な環境づくりの研修を実施。国際的なボランティア活動や社会貢献につながる学びも取り入れている。
4.自然環境教育と地域連携
2024年度から自然環境教育プログラムを開始し、2025年度は60名が参加。たけのこ掘りや巣箱の観察などを実施。2025年2月21日に日本総理新聞に活動成果が掲載。地元牧場や大学との連携も進めている。
5.進学・専門性の高い学び
上智大学、南山大学、清泉女子大学、昭和医科大学との連携プログラムを実施し、より専門性の高い学びの機会を提供している。学校内にとどまらず、幅広い学びを推進している。
6.生徒の成長とサポート
生徒一人一人の成長や変化を大切にし、心の成長や自己表現力、トライ&エラーの力を養うことを重視。生徒が自分の使命や希望を見つけ、輝かせるサポートを続けていく。
7.英語科国際教育プログラムの概要
本校の英語科国際教育は、中学・高校の6年間を通じて、生徒が確かな英語力を身につけ、グローバル社会で活躍できる人材を育成することを目標としている。中学では読解・文法・英会話をバランスよく学び、高校ではプレゼンテーションや受験能力の向上を図る。日本人教員とネイティブ教員の強みを活かした指導が行われている。
・中学では英語の授業が週6時間
・英会話はネイティブ教員による少人数制
・iPadを活用したオンライン英会話を導入、1回25分間、中学1年生から高校3年生まで対象、年間複数回実施
・オンライン上に1000冊以上の英語多読教材を用意。
・上級者向けエースクラス(週4時間、文学作品読解・ディスカッション中心)を設置
8.英語学習の実践的取り組み
iPadを活用したオンライン英会話や多読活動、エースクラスなど、実践的な英語力向上のための多様な取り組みが行われている。中学1年生は2月に東京グローバルゲストウェイを訪問し、英語学習の成果を校外で試す機会がある。
・オンライン英会話は1回25分間、中学1年生から高校3年生まで対象、年間複数回実施
・エースクラスは週4時間、文学作品読解・ディスカッション中心、少人数制
・中学1年生は2月に東京都江東区の東京グローバルゲストウェイを訪問
9.海外研修・留学プログラム
中学3年生は1月中旬から3月下旬にニュージーランドなどでの海外研修に参加できる。高校1年生はニュージーランドへの1年間留学や、カナダでの12日間ホームステイ研修がある。海外研修・留学を通じて英語力と精神面の成長が期待される。
・中学3年生は1月中旬~3月下旬にニュージーランド・スイス・ルーガンで海外研修。ニュージーランド最大都市オークランドのカトリック女子校でホームステイ、英検準2級以上の英語力が必要。
・高校1年生はニュージーランドへの1年間留学プログラムあり高校1年生:カナダで12日間のホームステイ研修、2025年度は28名が参加海外研修・留学の一部には条件クリアで奨学金支給。
10.放課後・課外英語活動
放課後にはイングリッシュアカデミーで英語のみでのコミュニケーションや、英語スピーチコンテスト・エステーションコンテストへの参加支援、グローバルチェーンズなど多様な課外活動が用意されている。生徒は国内外問わず英語を使う機会を得ている。ある生徒は、小学校時代は英語が苦手だったが、中学入学後に放課後のネイティブ教員との会話を通じて英語が好きになり、中学3年生でニュージーランド留学、高校2年生でカナダ留学を経験。現在は高校3年生で医療分野で英語を使う夢に向かっている。コロナ禍で制限が多かったが、6年間の英語国際教育プログラムを活用し大きく成長した。
11.ダブルディプロマシステムと海外大学進学
ダブルディプロマシステムを導入。海外の授業を7単位取得するとカナダの高校卒業資格も取得可能。2019年入学から海外大学進学制定校推薦制度を導入し、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの大学への推薦が可能。多くの選択肢から進路を選べるのが本校の魅力。
12.キャリア教育・進路指導
中学・高校を通じてキャリア教育を重視し、戦略的取り組みを実施。中学では職業観の形成や社会体験、高校では学問分野別の説明会や進学先の選択を支援。高校3年生では各大学の説明会を校内で実施し、進路選択をサポートしている。
13.大学連携と学びの場の拡充
様々な大学との連携を進めており、南山大学や昭和医科大学、カトリック系大学などと協力し、学びの場や体験の幅を広げている。傾向推薦や長期ライブ、特定記念枠など多様な進路選択が可能となっている。
14.中学校・高校のカリキュラムと学習支援
中学校では米国型の単語や数学の台数などを導入し、1.5倍の学習量を目指している。高校では理系・文系の区別なく多様な選択科目を設け、個々のニーズに対応。2011年から櫻井信先生による中学講演会を実施し、理系志望者の増加が見込まれている。
15.学習記録・コミュニケーションツールの活用
「聖園ノート」というスケジュール表や生活記録、ホワイトボードなどを活用し、プランニングやコミュニケーションを促進。生徒の悩みや活動も記録され、教員との対話やアドバイスが行われている。
16.AI・ICTの導入と学習支援
AIを導入し、AIによる回答状況の分析や個別対応を実施。データ移動や実用対策も進めており、ICTなどの取り組みで国公立進学も実現している。
17.総合学生活・探究活動の推進
総合学生活や探究活動に力を入れ、50%以上の生徒が参加。フィールドワークや企業連携、表現活動を通じて多様な経験を提供し、学力や能力の向上を目指している。
18.入学試験日程と内容
2025年2月1日から2月4日まで入学試験が実施され、午前・午後に分かれて複数回行われる。2科生・4科生の合格ラインや選抜方法も説明された。
– 2025年2月1日から2月4日まで入学試験実施。
午前・午後に分かれて複数回実施。2科生・4科生の合格ラインや選抜方法がある。第1段階で合格ラインに達していない4科生からも合格者を選抜。
総評
- 全体時間 〇
説明会全体で約90分。校長挨拶、学校概要、イベントの案内、入試に関する話で20~30分ずつ。説明は簡潔で分かりやすい。
- 教員対応 〇
正門から会場までは立て看板にて誘導。会場では多くの先生が、丁寧に対応していただきました。
- 情報開示 〇
入試問題の設問ごとの正答率や合格ラインについては過去問題集(学校発行)に掲載。
- 入試についての説明 〇
科目ごとの説明はなかったものの次年度の方針や合格ラインまで伝えられた。
- 全体印象 〇
キリスト教教育を軸に、英語中心の教育内容という印象。学校の規模は大きくないがしっかりとまとまっている印象。校舎見学含め対応してくれた先生は多かったが、留学制度や入試についての細かい質問には答えられていない先生が多かった。高校生の選択授業は1名の生徒であっても開講するとのこと。「手厚さ」がうかがえた。
- 保護者目線で 〇
すれ違った生徒も挨拶がきちんとできるし、きちんとしている印象。おとなしい印象もあったが授業をみると活発な生徒も多かった。図書館で自習ができたり、放課後に補習があったりと面倒見は充実している印象だった。
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